映画作家 河瀨直美氏が芸術・文学の創造や普及に功績のあった人物に授与されるフランス芸術文化勲章オフィシエに昇格

映画作家 河瀨直美氏が芸術・文学の創造や普及に功績のあった人物に授与されるフランス芸術文化勲章オフィシエに昇格

奈良を拠点に活動する映画作家 河瀨直美は、5月30日(月)にフランス政府より芸術・文学の創造や普及に功績のあった人物に授与されるフランス芸術文化勲章のオフィシエに叙されました。


河瀨さんは、同日東京・駐日フランス大使公邸にて行われた式典でフィリップ・セトン駐日フランス大使より勲章を授与されました。

「新緑の季節、文字通り生き生きとした生命力溢れる季節、太陽の日差し
がその新たな芽吹きに光をあてるこの佳き日にオフィシエの受勲という栄えある名誉をいただき、大変嬉しく思います。今まで培った考え方や行いを通して、誰かの役に立つような自分でありたいと思います。

そして一生懸命謙虚に努力しながら、映画を創り続けていきたいと思っています。今日は本当にありがとうございます。」と語りました。

<フランス芸術文化勲章オフィシエ叙勲理由>


「2015年1月にフランス芸術文化勲章シュヴァリエに叙されて以来、再度ここへお戻りになられたことを嬉しく思います。河瀨監督のフランスとの関わりを大切にするお人柄やこれまでの作品を通じてフランスと特別な関係を築いてくださったことに敬意を表します。おめでとうございます。」
以下の内容も叙勲理由として挙げられました。


・カンヌ映画祭にて、1997 年の劇場映画デビュー作『萌の朱雀』以来、
多くの賞を受賞されていること。
・2016 年ではフランスで『あん』が公開、2018年には奈良の吉野を舞台と
した作品『Vision』ではフランスの女優ジュリエット・ビノシュを起用して
いること。
・ジャポニズム 2018では、「河瀨直美展」がパリ・ポンピドゥセンターにて開催され、特別展を通して多くの方が河瀨監督の今までの作品を改めて知る機会となったこと。
上記の事項などからフランスの評論家や一般の方から大変評価をされていること。

<フランス文化勲章とは>

芸術文化勲章は1957年に創設され、フランス共和国文化省より与えられる勲章です。

日本におけるフランス文化の紹介者、普及の実務者、あるいは支援した人が叙勲の対象になります。

芸術文化勲章にはシュヴァリエ(Chevalier)、オフィシエ(Officier)、コマンドゥール(Commandeur)の 3 等級がある。

<河瀨直美 プロフィール>


生まれ育った奈良を拠点に映画を創り続ける。一貫した「リアリティ」の追求による作品創りはドキュメンタリー、フィクションの域を超えカンヌ映画祭をはじめ、国内外で高い評価を受ける。


監督代表作は『萌の朱雀』や『殯の森』、『2つ目の窓』、『あん』、『光』、『朝が来る』など。


映画監督のほかDJや執筆、CM演出、プロデューサーなど表現活動の場を広げながらも故郷奈良にて「なら国際映画祭」を立ち上げ、後進の育成にも力を入れる。


2025年大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー(シニアアドバイザー兼務)、バスケットボール女子日本リーグ会長、ユネスコ親善大使。


プライベートでは野菜やお米をつくる一児の母。
総監督を務めたオリンピック公式映画が 6 月に公開される。
『東京 2020 オリンピック SIDE:A』(6月3日公開)、『東京2020オリンピック SIDE:B』(6月24日公開)

<経歴>
1989年 大阪写真専門学校(現ビジュアルアーツ専門学校)映画科卒業
1995年 自主映画『につつまれて』、『かたつもり』が、山形国際ドキュメンタリー映画祭をはじめ、国内外で注目を集める

1997年 劇場映画デビュー作『萌の朱雀』でカンヌ映画祭カメラドール(新人監督賞)を史上最年少受賞

1999年 ドキュメンタリー作品『杣人物語』ニオン国際映画祭特別賞
2000年 『火垂』ロカルノ国際映画祭国際批評家連盟賞、ヨーロッパ国際芸術映画連盟賞
2003年 スペイン/バルセロナにて河瀨直美回顧展開催
2004年 ヘルシンキにて、回顧展開催
2005年 カリフォルニア、HILAVA ドキュメンタリー映画祭にて回顧展開催
2006年 スペイン・イスラエル・ニューヨーク・シンガポール・ベルリンにて回顧展開催、『垂乳女』山形国際ドキュメンタリー映画祭特別賞受賞
2007年 『殯の森』でカンヌ映画祭グランプリ(審査員特別大賞)を受賞
2009年 カンヌ映画祭に貢献した監督に贈られる「黄金の馬車賞」を受賞
2010年 「なら国際映画祭」創設

ドキュメンタリー作品『玄牝-げんぴん-』サンセバスチャン映画祭国際批評家連盟賞、リバーラン国際映画祭最優秀撮影賞

2011年『朱花の月』イタリア・スガルディアルトローベ国際女性映画祭最優秀作品賞、モロッコ・サレ国際女性映画祭最優秀グランプリ
2013年 カンヌ映画祭コンペティション部門の審査委員に就任

2014年 『2つ目の窓』リバーラン国際映画祭最優秀監督賞、ドルトムント女性映画祭グランプリ
2015年 フランス芸術文化勲章「シュヴァリエ」を叙勲
『あん』が国内外で大ヒット

2016年 カンヌ映画祭シネフォンダシオン・短編部門の審査委員長に就任
2017年 『光』がカンヌ国際映画祭 エキュメニカル賞を受賞
東京芸術劇場シアターオペラ『トスカ』を演出
2018年 『Vision』(ジュリエット・ビノシュ主演)世界公開
東京 2020 オリンピック公式映画総監督に就任
パリ・ポンピドゥセンターにて大々的な「河瀨直美展」開催

2020年 『朝が来る』カンヌ映画祭【CANNES2020】に選出、日本アカデミー賞7部門で優秀賞を受賞
Netflix Homemade シリーズ「Last Message」世界配信
2025年大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー(シニアアドバイザー兼務)就任

2021 年  なら国際映画祭 for Youth 2021 開催
バスケットボール女子日本リーグ会長就任
国連教育科学文化機関(ユネスコ)親善大使就任
2022年 『東京 2020 オリンピック SIDE:A/SIDE:B』が公開

「SIDE:A」が第 75 回カンヌ映画祭オフィシャルセレクションのクラシック部門(カンヌ・クラシックス)に選出

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