写真家 森山大道、90年代”裏原カルチャー”が蘇る 写真展「DAIDO HYSTERIC」を5/22まで開催

写真家 森山大道、90年代”裏原カルチャー”が蘇る 写真展「DAIDO HYSTERIC」を5/22まで開催

ファッションブランド「ヒステリックグラマー」出版の写真集『Daido hysteric no.4』の作品他、未公開写真を公開
1993年に出版された写真集『Daido hysteric no.4』も限定900冊で復活

Gallery COMMONでは、来週5月22日(日)まで写真家森山大道の代表的な写真集『Daido hysteric no.4』をもとに、写真展「DAIDO HYSTERIC」を開催しています。

写真集『Daido hysteric no. 4』は1993年に原宿のファッションブランド「ヒステリックグラマー」から出版された写真集で、ファッションとアートのクロスオーバーの先駆けとしての歴史的側面があり、90年代以降の原宿を象徴するコラボレーションカルチャーの礎となった作品です。

写真展「DAIDO HYSTERIC」では、『Daido hysteric no.4』を中心とした写真に加えて本展に向け作家によって過去アーカイブより 選り抜かれた同時代の未公開写真を含む48点のゼラチン・シルバープリントと、9点のシルクスクリ ーンキ ャンバス作品をGallery COMMONにて展示しています。

また、本展に合わせGallery COMMONはAkio Nagasawa Publishingと共同出版で、1993年に出版された本写真集のリマスター版を制作します。

1993年には限定300部で発売された貴重な写真集ですが、この度限定900部で復活。 

リマスター版のうち50冊は、オリジナルのゼラチン・シルバープリント付きスペシャルコ レクターズエディションとして出版します。 

さらに期間中、ヒステリックグラマー渋谷店では2004年の森山大道×ヒステリックグラマーのコラボレー ションによるシルクスクリーンプリントの展示を同時開催。 

森山大道は日本を代表する写真家の一人として、長年にわたりその地位を確立してきました。

1960年代後半、前衛的な雑誌『Provoke(プロヴォーク)』に参加し、ハイコントラストや粗粒子画面の作風は、”ア レ・ブレ・ボケ”と形容され、写真界に衝撃を与え一躍有名に。

森山氏の作品は、原宿の老舗ファッションブランド「ヒステリックグラマー」の創業者北村信彦ら後進にも大きな影響を与えました。

 『Daido hysteric no.4』は、北村信彦が1991年より出版した『hysteric』フォトブックシリーズの第4弾とし て制作され、それまで数人の写真家を招いたオムニバス形式で出版されていた同シリーズと異なり、森山が1 冊400ページの撮影を丸々担当。

当時300部限定でひっそりとリリースされ、国内で認知が高まった時には既 に入手困難な貴重なアイテムとなっていました。

Gallery COMMON設立から10年、原宿は急速な変化を遂げて国際企業の進出、ファストファッションの増加、再開発プロジェクト、そして単純な時間の流れが、そこにある文化と風景を大きく変えてきました。

本展がこの地域の遺産を守り続け、現在の街を形成し、世界のファッション、音楽、アートに影響を与えた90 年代の「裏原」コラボレーションカルチャーの先駆者を次の世代に紹介する一助になればと思っています。  

◆展覧会概要
森山大道「DAIDO HYSTERIC」
2022年5月22日(日)まで
開廊時間: 12:00-19:00(水~日)*月、火 休廊
Tel: 03-6427-3827
住所:Gallery COMMON 150-0001東京都渋谷区神宮前5-39-6 B1F
contact@gallerycommon.com
http://www.gallerycommon.com

◆同時開催展
ヒステリックグラマー渋谷店 Daido Hystericシルクスクリーンプリント展
2022年5月22日(日)まで
営業時間: 11:00-20:00 *年中無休
TEL: 03-3409-7227
住所: ヒステリックグラマー渋谷店 150-0001東京都渋谷区神宮前6-23-2
www.hystericglamour.jp
*国や自治体の要請等により、 日程や内容が変更になる可能性があります。

◆写真集詳細

タイトル:Daido hysteric no.4
著者/作家:森山大道
出版社:Gallery COMMON & Akio Nagasawa Publishing
発行年:2022
ページ数:352
サイズ:36.5×31.5cm
エディション:900、作家サイン&ナンバー入り
発売日:2022年4月29日(金)
Gallery COMMONおよび日本国内一部書店で購入可能(詳細は近日公開)。

オンライン・海外からのご購入はwww.akionagasawa.comより。

リマスタードエディション
エディション:850、作家サイン&ナンバー入り
価格:15,000税抜き / 16,500税込
スペシャルコレクターズエディション
エディション:50、作家サイン&ナンバー入り
価格:100,000税抜き / 110,000税込
1枚 25.4×30.5cm ゼラチン・シルバープリント付き。5イメージ、各限定10部。


◆作家プロフィール

森山大道
1938年大阪生まれ。写真家・岩宮武二、細江英公のアシスタントを経て1964年に独立。

1968-70年には写真同人誌『プロヴォーク』に参加、「アレ・ブレ・ボケ」と形容されたハイコントラストや粗粒子画面の作風で急速に工業化が進んだ戦後の日本を撮影し、写真界に衝撃を与えました。

ニューヨーク・メトロポリタン美術館やパリ・カルティエ現代美術財団で個展を開催するなど世界的評価も高く、2012年にはニューヨークの国際写真センター(ICP)が主催する第28回インフィニティ賞生涯功績部門を日本人として初受賞。

2012年、ウィリアム・クラインとの二人展「William Klein + Daido Moriyama」がロンドンのテート・モダンで開催され、2人の共演は世界を席巻した。

2018年フランス政府より芸術文化勲章「シュヴァリエ」が授与された。

2019年ハッセルブラッド財団国際写真賞受賞。


◆主催プロフィール

―Gallery COMMON―
2010年にen one tokyo, inc.によって設立され、現在共同設立者の新井暁がディレクターを務めるGallery COMMONは原宿のストリートカルチャーを背景に国内外のアーティストやトレンドセッターがローカルシーンと交流するための親密なスペースとして誕生しました。

原宿の独特なエネルギーを育むため、原宿の中心部にギャラリーがあまりない頃からアートを中心とした空間を同地に作り上げることの重要性を感じ、Gallery COMMONはオープンしました。

クリエイティブ・エージェンシーという異色の背景を元にファッションとアートストリートとコマーシャルサブカルチャーとメインストリームという逆説的でありながらも互いに共生的な二者間のギャップを埋めることを目指しています。

今後も様々な国や分野にわたる著名または将来有望な現代アーティストと仕事をともにする傍ら、国内外のアートフェアやコラボレーションプロジェクトに参加していきます。

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