独自の光触媒技術を開発している「大阪発のモノづくりベンチャー企業カルテック」の新製品発表会が開催されました。

独自の光触媒技術を開発している「大阪発のモノづくりベンチャー企業カルテック」の新製品発表会が開催されました。

カルテック代表取締役社長の染井潤一氏

カルテックが12/2㈭に発表した光触媒搭載の新製品(4モデル)

家電ベンチャー企業カルテックは12/2㈭に、ウイルスや菌を分解する光触媒を使った食品保管庫など新たに4商品を発表しました。

代表取締役社長の染井潤一氏が自ら製品を紹介しながら、カルテックのこれまでの歩みと今後の展望を語りました。

2020年には光触媒が新型コロナウイルスに対する有効性を確認するなど、空気の浄化に力を入れてきました。

カルテックはこれまで光触媒による空気清浄機を販売していましたが、食品ロス削減を掲げ、今後は食品保存に関連した商品も展開していきます。

カルテックが次のステージとして定めたのは「食」分野。今回発表がありました「FOODFLESH KEEPER」をはじめ、光触媒による除菌技術を応用し食材を長持ちさせることで、食品ロスの削減を推進していくそうです。

現在は無菌状態で葉物野菜を育てるテストやコンテナに光触媒を取り付け、輸送中の食品の鮮度を保持する取り組みなども行なっています。

今回一番注目したい新製品は、光触媒を活用して食材を長持ちさせる常温保鮮ボックス「FOOD FLESH KEEPER(フードフレッシュキーパー) KL-K01」。

光触媒フィルターを搭載し、庫内の空気をキレイに保つ食品保管ボックス。本体は食パン1斤を入れられるサイズで、パンへのカビの発生を抑えるほか、果物などの鮮度も保ちます。さらに、常温で保存できる調味料の収納にも。

コロナ禍で料理をする時間が増えた中、今後もキッチン家電の需要が高まりそうです。

また、2022年1月に米・ラスベガスで開催予定の「CES 2022」に初出展し、米国市場での本格的なビジネス展開を開始します。

カルテックの企業紹介も含めて、新製品発表会の様子をお伝えします。

光触媒ベンチャー 「カルテック」について

大手電機メーカーの技術者であった染井(現社長)氏が中心となって2018年4月に創業した大阪発のモノづくりベンチャー企業。

社名はギリシア語で触媒を表す「Katalytis」と「Technology」の組み合わせが由来。

独自の光触媒技術をコアコンピタンスとし、空気中のウイルスやにおいを分解する除菌脱臭機の開発、販売に取り組んでいます。

今後は、独自の光触媒で水浄化への応用に取り組んでいます。

光触媒について

光触媒とは光をあてると化学反応を促進する物質の総称で、反応によって発生した活性酸素が空気中のウイルスや菌を分解し、無害化するとされています。

また、光触媒フィルターは定期的な浸け置き洗いにより継続利用が可能で交換の必要がなく、経済的。

これからの帰省時にもオススメしたい「車載用空間除菌・脱臭機」

また、年末の帰省や旅行などにピッタリの「車載用空間除菌・脱臭機」も展開しています。

車酔いが心配な長期間の旅行も安心。

カルテック 「車載用空間除菌・脱臭機/価格: ¥ 27,280(税込み)
URL:https://turnedk.com/kl-c01/

独自の光触媒を搭載し車内の悪臭成分や有害物質、ウイルスなどに効果を発揮し、キレイな空気を放出する除菌脱臭機です。
車の中にあらかじめ設置しておくだけで長時間移動の中、つねに車内空間の除菌と脱臭をしてくれるアイテムなので、お子さまの乗り物酔いの不安を軽減してくれます。

カルテックの新商品は4展開

今回新たに展開する新商品食品保管庫「フードフレッシュキーパー」は光触媒によって庫内の空気をきれいに保ち、常温保管でのカビなどの発生を抑えます。

また食品から出るエチレンガスも分解することにより、鮮度が長持ちする今まさに欲しい食品保管庫。

また、新たに空気を清浄できる製品も開発。

天井に設置してピンポイントできれいな空気を送ることができる「スポットエアー」は、会社の受付や食品加工場などでの使用を想定。

1~2平方メートル程度の限定した空間の除菌脱臭を目的としたエアーカーテンのような使い方ができるといいます。

このほか充電式で冷蔵庫内などに設置できる小型の除菌脱臭機「マルチフレッシュエアー」、照明器具と除菌脱臭機が一体となった「ダウンライトエアー」の発表があり、12/15㈬から順次発売されます。

壁掛けタイプの除菌脱臭機「ターンド・ケイ KL-W01」

カルテックは独自の光触媒技術を基にして2018年に創業した会社で、2019年には据え置きも可能な壁掛けタイプの除菌脱臭機「ターンド・ケイ KL-W01」を発売。

LED電球タイプや首かけタイプや大型床置きタイプなど、光触媒技術を活用した除菌脱臭機のラインナップを広げてきました。

今回、有害物質を分解することで「食品の鮮度を長持ちさせる」という新しい切り口の製品が加わりました。

発表会に登壇したカルテック代表取締役社長の染井潤一氏は「弊社のビジョンは『水・空気・食の安全をデザインする、人と地球の未来のために』としており、光触媒の技術を通して地球上の人が生活するためのすべてのものを安心・安全な環境にしたいと考えています」と語り、

製品作りにはSDGsを意識。

「光触媒技術は最近の『SDGs(持続可能な開発目標)』においても、『空気の浄化』、『食品廃棄ロス(削減)』、『水の浄化』のところで貢献できると思っています」

カルテック製品に使われている光触媒には「酸化チタン」が用いられており、そこに可視光を当てることで分解エネルギーが発生し、菌類、ウイルス、悪臭成分などさまざまな有害物質を水と二酸化炭素に分解する仕組み。汚れた空気をキレイにして排出するという、空気清浄機と同じようなものです。

食パンやフルーツなどを常温でより長持ちさせる「FOOD FLESH KEEPER(フードフレッシュキーパー) KL-K01

染井氏によると、フードフレッシュキーパーは「昭和の調味料入れみたいなデザイン」を意識して開発。

食品常温保管庫で、フタを閉めることで奥に設置した光触媒ユニットによって庫内の除菌・脱臭を行うというもの。

染井社長:「この中に入れておくと、カビ菌やニオイを除去することで長期間保存できるようになります。パンや果物、そのほかに調味料や作りおきの料理なども、上からの『落下菌』を防げるので常温で保鮮できます」

製品作りにはSDGsを意識。奈良県の吉野でスギやヒノキの間伐材を使ってお箸を作っている、吉辰商店の吉野ヒノキをハンド部分に採用。「段ボールも印刷を極力少なくして、CO2削減に向けた梱包にしています」

「FOOD FLESH KEEPER(フードフレッシュキーパー) KL-K01」製品概要

本体サイズは370×256×235mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約2.3kg。電源はAC100V(50/60Hz)。消費電力は約2W。使用温度範囲は0~40℃。光触媒フィルター、トレイ、ACアダプターが付属

■バッテリー内蔵の除菌脱臭機「マルチフレッシュエアー」

冷蔵庫内でも活躍する、光触媒でニオイを分解する「MULTI FRESH AIR(マルチフレッシュエアー) KL-G01」

独自の光触媒により、ニオイを分解消臭する除菌脱臭機。マルチフレッシュエアーはバッテリーを内蔵し、約12時間の充電でNORMALモードなら約1.5週間、ECOモードなら約3週間の連続運転が可能なポータブルタイプの除菌脱臭機です。

USB充電式でコンパクトなため、コンセントがない小空間でも設置しやすいことが特徴。

バッテリー搭載で持ち運びやすく、狭い場所にも設置可能なこと。縦でも横でも設置でき、側面がアーチ形状なので壁に寄せて設置しても、空気を吸い込んだり、吹き出したりといった空気の通り道も確保。

冷蔵庫や下駄箱の中、おむつペールやペットのトイレなど、ニオイが気になる場所に設置して使用できます。

また青果物が発生するエチレンガスも分解するため、冷蔵庫の野菜も長持ちするといいます。

さらにスポーツをされているお子さんが履いている靴の脱臭やシンクの下などにも最適。

また、「バッテリーが切れるとぴよぴよ鳴く」ので充電時がわかりやすい。

こちらも「花柄」と「魚柄」という「昭和のデザイン」が特徴で、どこか懐かしさを感じます。

染井社長:「冷蔵庫にはいろいろなものが入っているので、ジャマにならなくて安定性がいいようにこのような形になっています。冷蔵庫内の壁にくっつけても空気を吸い込む道を確保できるように、このような形状にしています。

想定する利用場所は冷蔵庫内のほか、ペットの近くやトイレの中、下駄箱の中など「脱臭の用途はたくさんあるので、移動させながら気になるところで使ってもらいたい」

「MULTI FRESH AIR(マルチフレッシュエアー) KL-G01」製品概要

本体サイズは188×33×105mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約350g。使用温度範囲は0~40℃。USBケーブル、ACアダプターが付属。


■除菌脱臭機も設置できる「スポットエアー」と「ダウンライトエアー」

天井から床面の限定領域に向けて浄化した空気を吹き出す「スポットエアー」

スポットエアー

<スポットエアー>

スポットエアーはスポットライトなどを設置できる天井の配線ダクトに設置できる除菌脱臭機。

スポットエアーは天井に設置することで、除菌された空気を上から吹き付けることができるため、イメージはキレイな空気による「エアーカーテン」。

空気の届く距離は最大2.5メートル、約1立方メートルの空間。

メインとなるのは、客との距離が近いレジや受付、サロン、食品工場などを想定しているそうです。

設置には、電源の取れる配線ダクトレールが必要になります。空気清浄機のように床面に設置しなくて良いので、床を広く使いたい場所にオススメ。

染井社長:「マスクは必要かもしれませんが、コンビニなどの接客業の受付のアクリル板を外してスムーズな接客ができたり、飲食店のカウンターの上に置くことで菌が落下するリスクを大幅に下げたりできます」

有効範囲は1つのスポットエアーにつき「直径2~2.5m程度」とのこと。

<ダウンライトエアー>

光触媒を搭載したダウンライトで、灯りが消えても光触媒フィルターによる除菌脱臭は24時間続きます

ダウンライトエアー

また、ダウンライトエアーは除菌脱臭機能を備える天井設置型のダウンライトとなっています。

染井社長:「一般家庭や店舗にたくさんあるダウンライトの3つのうち、1つくらいをこれに替えてもらうことで、廊下空間の除菌ができます」

「SPOT AIR(スポットエアー)KL-S01」と「DOWNLIGHT AIR(ダウンライトエアー)KL-L01/L02」概要

光触媒除菌脱臭機 スポットタイプ「SPOT AIR(スポットエアー)KL-S01」:

本体サイズは径98×長さ210mm、重量は約840g。ピンポイント用アタッチメントや落下防止ワイヤーが付属

光触媒除菌脱臭機 ダウンライトタイプ「DOWNLIGHT AIR(ダウンライトエアー)KL-L01/L02」:2022年1月中旬発売、本体サイズは径124×長さ97mmで本体色はホワイト。KL-L01が電球色、KL-L02が昼白色

センサー付き、センサーなしのタイプがあります。

<カルテックの今後の展開と取り組み>

カルテックでは現在、光触媒を使って室内の空気を除菌する植物工場や輸送用の特殊コンテナ、河川の浄化、陸上養殖用の水の浄化、災害用トイレの水の浄化など、さまざまな研究に取り組んでいます。

染井社長:「水を光触媒で分解すると水素が発生することから、太陽光発電に代わる技術として大学との共同研究も進めている」とコメント。

コロナ禍で例年より空気清浄や除菌が注目されるようになりましたが、なかなか効果やメリットが目に見えないため、なかなか購入まで至らないという方も多いかと思います。

販売経路は自社サイトのほか、全国の家電量販店とインターネット通販となります。

今回発表がありました4製品は、まさにWithコロナ時代にピッタリな製品ばかりですので、ぜひお近くの家電量販店に行ってみて、実際に手に取ってみてはいかがでしょうか。


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