シャンパーニュ地方の完璧な夏が生んだ、肉感的で生命力あふれるワイン
寒くなり、街ではイルミネーションが見られるようになりました。今回はホリデーシーズンにピッタリなシャンパンをご紹介します。

MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社が取扱っているシャンパーニュメゾン ルイナールは“ゴールデンイヤー”と呼ばれる2009年の良好な気象条件により、成熟の頂点に達したブドウで造られたプレステージ ブラン・ド・ブラン『ドン・ルイナール 2009』を11月初旬より全国の主要百貨店などで順次発売しています。
ルイナールのブラン・ド・ブランのキュヴェとして、最初に作ったシャンパーニュである「ドン・ルイナール」は、ファースト・ヴィンテージは1959年に収穫され、1966年に商品化されました。
「ドン・ルイナール」は、シャルドネがその複雑さとエレガンスを表現し、極めて新鮮さを保っていた年を選んで、これまでに26種類しか作られていないこだわり抜いたシャンパーニュです。
『ドン・ルイナール 2009』はドン・ルイナールの最初のヴィンテージから最新のヴィンテージまでの50周年(1959年~2009年)を記念して作られました。
最高醸造責任者のフレデリック・パナイオティスが「シャンパーニュ地方の完璧な夏が生んだ肉感的で、生命力あふれるワイン」と表現するくらい、太陽の光をいっぱいに浴びて育った豊かな風味とすっきりとした爽やかさが特徴のシャンパーニュに仕上がりました。
2009年はシャンパーニュの“ゴールデンイヤー”と呼ばれ、とりわけ夏の収穫でブドウの成熟が完璧な状態だったと言われています。
しかし生育サイクルの始まりは少し複雑で、ブドウが開花期を迎えた頃、強風、あられ、10年平均を60%以上も上回る大雨、急激な寒さなどに見舞われました。
その後は幸いなことに夏めいた気候が9月まで続いたことで、最適な条件下でブドウがまんべんなく熟すことが可能となりました。
温暖で好天に恵まれた上に例年に比べ降水量が40%も少なかったことから、特に乾燥した日が続いたこともこの年の特徴です。
こうした良好な気象条件により、ブドウが生理学的にも成熟の頂点に達し、2009年9月12日から9月28日にかけて収穫され、醸造されました。
2009年の夏は地球温暖化が収穫に与える影響を端的に表す年となり、アロマ、テクスチャー、新鮮さ、ドサージュが複雑になりましたが、これらの要素はアッサンブラージュと10年近く続く熟成の過程で洗練されています。
11月初旬から全国の主要百貨店などで順次発売する『ドン・ルイナール 2009』。フードペアリングの可能性を無限に広げてくれる、強烈な新鮮さと太陽のような豊かな風味を是非ご堪能ください。
<ドン・ルイナール2009 商品概要>

商品名 :ドン・ルイナール 2009
容量 :750ml
価格 :29,700円(税込)
ブレンド:グラン・クリュからのシャルドネ 100%
<内訳>
82%:コート・デ・ブラン地区(クラマン、アヴィズ、シュイィ、ル メニル シュール オジェ)
18%:モンターニュ・ド・ランスの北側(シルリィ)
醸造手法:・手摘み
・温度調節されたステンレススティール製タンクでの
アルコール発酵
・フル・マロラクティック発酵
・澱の上で8年間の熟成
・ドサージュ: 4g/L
<テイスティングノート>
色 :グリーンアーモンドのハイライトが入った、輝きのある鮮やかなゴールドカラー
香り:太陽の光をいっぱいに浴びながらも、決して過剰ではなく、肉感的であると同時にレモン、アプリコット、ネクタリンの果肉がしっかりと感じられるフルーティーな香り。
果実味と混ざり合うのは、ホワイトフラワーにハチミツをプラスしたフローラルな香り。
その後、砂糖漬けのフルーツ、フレッシュなマジパン、南仏プロヴァンスの伝統銘菓カリソンデクス*に、爽やかな石灰質のアロマが組み合わされた香りへと変化していきます。*良質のアーモンドに、メロンやオレンジピールなどの砂糖漬けを練り混ぜて作られ、表面に砂糖と卵白のアイシングを施されたお菓子
味わい:シルキーな酸味、ストーンフルーツの爽やかさ、そしてそれが一体となった時の驚くべきフレーバーによって強調される大らかさとエレガンスを備えた味わい。
全体的に絶妙なバランスが取れた、美味しくて生き生きとした、長く続く繊細な後味のあるワイン。 泡の繊細さが、洗練されたテクスチャーを際立たせています。
<フードペアリング>
・スズキのフィレ、エンドウ豆、アーモンド、レモン
・ズッキーニフラワーとブッラータチーズのリゾット、レモンとオレンジのゼストを添えて
・ホロホロ鳥、フェンネル、オレンジの蒸し煮

ルイナール
1729年創設以来「シャンパーニュの宝石」と謳われる世界最古のシャンパーニュメゾン。
コート・デ・ブランとモンターニュ・ド・ランスで収穫された最高品質のブドウを巧みに選定し「清らかさ」「繊細さ」「上品さ」を追求した、その繊細でフレッシュ、丸みのある豊かな味わいを引き出して高度な技術を有するシャンパーニュ作りのエキスパートであることから「シャルドネ ハウス」として、その地位を確立してきました。
熟成には1931年フランス歴史的建造物として指定された、ガリアローマ時代の白亜質の石切り場跡「クレイエル」を使用。
熟成に理想とされる一定の温度と、適度な湿度を保つ環境下で繊細、且つ清らか、上品なルイナールスタイル「シャルドネの芸術」を完成させます。
2029年に創設300周年を迎えるにあたって、ルイナールカウントダウンとして全世界でさまざまな催しが計画されています。