日中の日差しはポカポカと心地よいものの、夕方から寒くなって来たこの時期。今週から一気に気温が下がるので、東京の紅葉もいよいよ色づき初めてきています。
東京都千代田区の観光や物産、歴史、芸術、文化といった旬の魅力をお届けするニュースレター。
今回は密を避けて行ける千代田区の定番紅葉スポットやスカイバスから眺められる紅葉スポットを5つご紹介します。
コロナ禍による行動制限が緩和された今秋は、密を避けて紅葉を楽しめるスポットにお出かけしてみるのはいかがでしょうか。
【2021年の東京の紅葉事情】
今年の千代田区の紅葉の見ごろは11月中旬~12月上旬と予想されています※。気候や天候によって変わる場合があります。
※Walkerplus 「紅葉名所2021」https://koyo.walkerplus.com/list/ar0313/
1.日比谷公園:ビジネス街の癒しとも言える赤や黄に色づく園内
約16万㎡の敷地内にはイチョウやハナミズキ、イロハモミジと、黄色や赤色に染まる紅葉樹が多く見ごたえがあります。
その中でも特におすすめなのは雲形池の水面に映る紅葉と、テニスコート横から霞門に抜けるS字形のイチョウ並木。
都会の疲れた心を癒してくれます。

■住所:東京都千代田区日比谷公園1-6
2.靖國神社:神々しい黄金色に染まる参道
大鳥居から本殿へと続く参道には約240mにわたり、イチョウ並木と石灯籠が一直線に並び、黄色の絨毯が敷き詰められます。
本殿の裏手にある神池庭園の色鮮やかなモミジも見どころです。

■住所:東京都千代田区九段北3-1-1
3.国会議事堂:議事堂へ導く黄色の絨毯
国会議事堂の正面、8車線の道路の両側に立ち並ぶイチョウ並木は線対称に配置され、威厳に満ちた趣があります。
議事堂に隣接する前庭の南庭は回遊式の庭園で、四季を彩るさまざまな木々が赤や黄に色づきます。
■住所:東京都千代田区永田町1丁目
東京大回廊写真コンテスト入賞作品「未来を託す道」望月和夫
4.行幸通り:ビル群とイチョウのコントラストが魅力
皇居と東京駅をつなぐ行幸通りは皇室の公式行事などに使われる特例都道。
通常中央部分は遊歩道で、両脇にイチョウ並木が続きます。
黄葉の季節になると、華やかな印象になります。

■住所:東京都千代田区皇居外苑3番付近
5.北の丸公園:広大な敷地でプチハイキング気分
旧江戸城の北の丸跡に造成された公園。中でも西側にあたるモミジ山と呼ばれる一帯はイロハモミジやオオモミジなどが植えられ、紅葉のシーズンには、遠方の紅葉名所に負けない美しさになります。
■住所:東京都千代田区北の丸公園1-1
東京大回廊写真コンテスト入選作品「赤い絨毯」神永和行
6.スカイバス東京:「皇居・銀座・丸の内コース」「お江戸東京コース」
“東京らしさ“を改めて味わえるバスの旅
◆「皇居・銀座・丸の内コース」
2階建てのオープンバスで巡る定期観光バスです。平日に運行されている、丸の内・千鳥ヶ淵・国会議事堂・銀座といった東京都の中心部を回るお手軽な定番コースで、雨の日でもレインコートが配られるため、安心して楽しめます。

◆「お江戸東京コース」
高層ビルが建ち並ぶ東京で江戸時代の面影を感じられる、休日(土・日・祝日)限定運行コースです。
丸の内を出発しかつての石垣や平川門、九段下・半蔵門巡り、外堀である銀座中央通り、五街道の出発点である日本橋を渡り、丸の内に戻るコースです。

※安全と健康をお守りするために、体温測定、消毒液の設置、定期的な清掃、感染防止対策啓蒙ステッカーの貼付、マスクの着用を徹底しています。
■出発時間:10:00発/12:00発/14:00発/16:00発
■所要時間:約50分
■定休日:なし(交通規制等により運休の可能性あり)
■集合場所:東京都千代田区丸の内2-5-2 三菱ビル1F
■公式HP:https://www.skybus.jp/course/?ca=1